RHEL7でRailsサーバを構築した サーバの基本設定
こちらは、
RHEL7でRailsアプリのサーバを構築した - takapiのブログ
の サーバの基本設定
に関する記事です。
OS(RHEL7)のアップデート
まずは、yum コマンドでOS(RHEL7)を更新します。
$ sudo yum -y update
ロケールの確認・変更
RHEL7からは、ロケール設定の確認・変更は 'localectl' コマンドを使用するようです。
こちらのサイトを参考に確認・変更します。 http://zero-config.com/centos/changelocale-002.html
現在の状態を確認します。
$ localectl status System Locale: LANG=ja_JP.utf8 VC Keymap: us X11 Layout: us
EC2で設定したRHEL7の System Locale
はデフォルトで日本語になっておりました。
VC Keymap、 X11 Layout
については、SSHからの接続のみなので無視して良さそうです。
ちなみに、 System Locale
の修正は以下のように行います。
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8 # ja_JP.utf8で設定を行う場合
日付の変更
RHEL7からは、システムの日付および時間に関する情報の設定は 'timedatectl' コマンドを使用するようです。
こちらのサイトを参考に確認・変更します。
第2章 日付と時刻の設定 - Red Hat Customer Portal
現在の状態を確認します。
$ timedatectl status Local time: 土 2017-06-24 01:24:37 EDT Universal time: 土 2017-06-24 05:24:37 UTC RTC time: 土 2017-06-24 05:24:37 Time zone: America/New_York (EDT, -0400) NTP enabled: yes NTP synchronized: yes RTC in local TZ: no DST active: yes Last DST change: DST began at 日 2017-03-12 01:59:59 EST 日 2017-03-12 03:00:00 EDT Next DST change: DST ends (the clock jumps one hour backwards) at 日 2017-11-05 01:59:59 EDT 日 2017-11-05 01:00:00 EST
どうやら Time zone
が America/New_York
になっているようなので、タイムゾーンの変更します。
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
もう一度、 timedatectl status
を実行し Time zone
が Asia/Tokyo
になっていることを確認します。
$ timedatectl status Local time: 土 2017-06-24 14:29:26 JST Universal time: 土 2017-06-24 05:29:26 UTC RTC time: 土 2017-06-24 05:29:26 Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) NTP enabled: yes NTP synchronized: yes RTC in local TZ: no DST active: n/a
SElinuxの無効化
EC2のRHELはデフォルトでSElinuxが有効になっているようですが、現在はSElinux力がないので、実力がつくその日まで無効にしておきます。
こちらのサイトを参考に確認・変更します。
5.4. SELinux の有効化および無効化 - Red Hat Customer Portal
以下の設定ファイルを修正します。
/etc/selinux/config
の以下の箇所を disabled
に修正します。
SELINUX=enforcing ↓ SELINUX=disabled
設定変更後は、OSの再起動が必要なので再起動します。
以上で、サーバの基本設定は完了です。